問題発生!!

CPUクーラーを交換

VAIOのケースは非常にコンパクトに出来ていて、電源ユニットがCPUの上に配置されています。
このためAthlonXPのリテールパッケージに入っていたCPUクーラーを取り付けると、電源ユニットとCPUクーラーの間の隙間は数ミリしかありません!

AthlonXPリテールクーラー(右)との比較
見るからに冷却効率が悪そうだったので、薄型のCPUクーラーに変更しました。

親和産業社製の1U用CPUクーラーはリテール品に比べ小型で頼りない気もしますが、パッケージにはAthlonXP1700+まで対応と書いてありますし、
今回使用したCPUがThoroughbredコアのAthlonXPであるため発熱が少なく大丈夫ではないかと思ってます!?
動かない!!!

部品の組み付けが終わり、いざ電源ON! ・・・ところが動かない???
電源スイッチを押すと一瞬ファンが回るのですが、すぐに止まってしまいBIOSすら起動しません。
マザーボードのCMOSクリアを行なったり、コネクターの接続を確認してみたのですが症状は変わらず・・・
いろいろ調べたところ、どうやら電源容量が不足しているようでした。
VAIOのケースには142Wの電源ユニットが搭載されていますが、今回組み込んだ部品構成では容量が足りないようです。
VAIO専用の奥行きの短い特殊なATX電源ユニットでしたが、市販されているサイズのATX電源ユニットも取り付け可能のようです。

左の電源ユニットがVAIOに搭載されていたもの
ただし、電源ユニット上面側にサイドパネルがくるため上面に通風孔の無いものに交換しなければいけません。

ちょうど近くのパーツショップで安売りしていた300Wの電源ユニットをみつけ通風孔の位置を確認し購入しました。
電源交換後、無事に起動する事ができました。
やはりパーツを色々と選んで使用する時は電源も300W以上は必要なようです。

 生まれ変わったNewVAIO!

多少問題は発生したもののなんとか完成しました。
見た目は全然変わっていませんが、中身はフロッピードライブ以外の部品を全て交換したNewVAIOです。
ビデオ機能がパワーアップされたおかげで動画の動きがカクカクとするような事も無くなり快適に使えます。

ハードウエアのパワーアップに合わせてO/SもWindows98からWindows2000へ変更したため、ハングアップする事も無くなりました。
欲を言えば光学ドライブにDVD-Rを使いたかったのですが、予算の都合上今回は見送り・・・次回のパワーアップで取り組みたいと思っています。
交換・追加部品一覧
CPU  AMD AthlonXP1700+
メモリー  PC2100 DDR-SDRAM 256MB×2
M/B  ASUSTex A7N266-VM
HDD  MAXTOR 5T030H3(30GB)
ドライブ  MATSITA CW-8572
電源  NEXTWAVE POWER KING 300W
クーラー  親和産業 1U用CPUクーラー
スイッチ  バルク リセットスイッチ
Speaker  バルク スピーカー